2021.6.7
7月15日(木)、非正規労働者の権利実現全国会議の2021年総会を開催します。
総会を今年もオンラインで行うことになりました。昨年7月6日の均等待遇研究会、新年度の連続講座を経て、あらためてコロナ禍を受けての新たな労働運動を展望するための集会とする予定です。
第1部 18:30~19:15
講演「『コロナ後』に労働尊重社会をめざす運動の課題」
脇田 滋 (非正規労働者の権利実現全国会議共同代表)
コロナ禍は、雇用脆弱層への被害集中で「労働後進国」日本の実体を浮き上がらせ、生命・生活を守るべき国・自治体の公共機能後退を露呈させました。感染症や自然災害多発が予想される近未来、公共業務労働者をまともな雇用で確保・増員することが必要です。世界では、発想大転換を前提に「公共性」「労働尊重」をめざす社会・労働運動が広がっており、後れるわけにはいきません。
第2部 19:15~20:00
コロナ下で全国各地で様々な取組がされています。コロナで影響を受けた派遣労働者の声を集める取り組み、偽装請負での直用を目指す裁判の原告、シフト制の弊害を正す取り組み、コロナを口実にした雇止めに闘う原告と労働組合、プラットフォーム労働下での組合作りの試み、直用化を実現した労働組合の取組、助成金獲得のための労働組合の取組などをコロナ禍を闘っている当事者の声を集め交流します。
第3部 20:00~20:30
コロナの中、オンラインでの集会などで参加者が増えた全国会議の取り組みをさらに運動を広げるための政策提言を積極的に行っていきたいと考えています。オンライン企画とYouTube動画ヘの講演会の投稿等の取組を通じて非正規会議の活動は新しい形で全国からの参加者が増えています。こうした取り組みを支えるため改めて会議への入会とカンパを呼びかけます。
■日時:2020年7月15日(木)18:30~
■場所:オンライン(Zoom)
■参加無料
参加お申込みはこちら(ウェビナー登録)
https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_LV071JJ7Q7SpxrA7WZ5BjQ