2018.9.01
2017年9月より実施しているアンケート・ネット相談「派遣法改正から3年・あなたの“今”をお聞かせください」。
これまでさまざまな声・相談が寄せられているとともに、法改正から間もなく3年を迎えることを受け8月31日(金)、非正規会議では相談・アンケートについての記者会見と、派遣法の見直しを求め各党へ要請書を提出いたしました。
厚生労働省で行った記者会見では、これまで寄せられた相談内容やアンケートでの声について紹介。
長年働いていた派遣先で雇い止めを受けたといった深刻な相談のほか、派遣元から求められる高額の紹介料が障壁となって直接雇用が頓挫したなど、その深刻な内容について紹介し問題点を指摘しました。
また各党への要請書では、
などを趣旨として、各党へ提出しました(詳細は要請書のPDFをご覧ください)。
■当日の配布資料
労働者派遣法の見直しを求める要請書(PDF)
寄せられた相談と回答(PDF、2018年8月24日現在)
アンケートに寄せられた声(PDF、2018年8月24日現在)
なおこの記者会見・要請には、村田浩治弁護士(非正規会議事務局長)、冨田真平弁護士、小野順子弁護士、上田月子弁護士、当事者の有田昌弘さんが出席しました。
■報道に取り上げられました
・9月1日付朝日新聞「派遣切り、9月末に増加危機 「3年ルール」の対象者」
・弁護士ドットコムNEWS(2018.9.6)「「派遣切り」直接雇用義務を迎える3年で続々と…「身分が不安定に」「誰のための法改正なのか」切実な声」
・9月22日付産経新聞「3年ルール」期限迫り、派遣切りの相談続々 直接雇用に壁
・9月25日付東京新聞「派遣3年期限」法改正から3年 雇い止め通告 増加懸念
・9月28日付毎日新聞 改正労働者派遣法3年それでも「派遣切り」懸念消えず
・NHK NEWS WEB(2018.9.30)「仕事続けられない」相談相次ぐ 改正労働者派遣法3年
・西日本新聞(2018.10.1Yahooニュース配信)「派遣切り」も…進まぬ正社員化 改正3年 雇い止め増える懸念
アンケート・相談はこちらから→ http://haken2018.hiseiki.jp